むずむず脚症候群の症状が腕に表れた場合の解消法についてまとめました

むずむず脚症候群に効く鉄分サプリガイド
  1. 腕がかゆいのはむずむず病?原因と対処法は?

腕がかゆいのはむずむず病?原因と対処法は?

むずむず脚症候群は脚だけじゃない?

「むずむず脚症候群」は聞いたことがないけど「むずむず病」なら知っている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。むずむず脚症候群というのはむずむず病の正式名称で、海外では「レストレスレッグスシンドローム(Restless Leg Syndrome)」と呼びます。また、国内でも「下肢制止不能症候群」「周期性四肢運動障害」といった別名もあり、様々な呼ばれ方をしています。

しかし、むずむず脚症候群の国内での認知度は低く、自分がむずむず脚症候群なのかどうかを知らないまま症状に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

症状としては肌の上を虫が歩いているような不快な感覚や、ほてりやかゆみでじっとしていられなくなる、といったものです。集中しているときや動いているときは症状が表れないことが多いのですが、じっとしていると症状が出やすくなります。

腕がかゆいのはむずむず病?原因と対処法は?

そして「周期性四肢運動障害」という別名もあるように、むずむず脚症候群は脚だけに限った病気ではなく、腕、背中、腰といった全身に同様の症状が出ることがあります。もし脚以外の部分に上で書いた内容と同じ症状が出ていたらむずむず脚症候群を疑ってみる必要があるでしょう。

脚以外の部分に発症したむずむず脚症候群の対処法

むずむず脚症候群を腕や背中、腰などに発症した場合でも、基本的な対処法は脚に発症した場合と同じです。

むずむず脚症候群の原因は特定されてはいませんが、主に鉄分の不足によってドーパミンが減少し、脳の大脳基底核の働きが低下することで筋肉に異常が表れると考えられています。ドーパミンは行動をする際の動機、つまりやる気のもととなったり、運動機能の調整をしてくれる物質です。ドーパミンが十分に分泌されていれば集中しやすくなり、意欲的な活動ができるようになりますが、逆に減少するとやる気が出なくなったり集中できなくなったりします。

脚以外の部分に発症したむずむず脚症候群の対処法

そこでむずむず脚症候群を治すためにはドーパミンを十分に分泌させるために鉄分をしっかり摂ることが大切です。鉄分を補うというとレバーが真っ先に浮かびますが、他に大豆製品やチーズ、しらすなどに含まれるチロシンの摂取もドーパミンの分泌に効果的です。ただ、鉄分は食事から摂取するには吸収率が悪いので、できるだけビタミンCも一緒に摂るようにしましょう。ビタミンCは鉄分の吸収率を上げてくれます。

食事に鉄分やチロシンを取り入れることが難しい場合は鉄分サプリを使用して効率よく摂取するという方法もあります。やりやすい方法で対処してみてください。

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