妊娠中の鉄分不足やむずむず脚症候群、お腹が大きくなる事で起きる諸症状について調べまとめました

むずむず脚症候群に効く鉄分サプリガイド
  1. 妊婦さんは特になりやすい!?つらい症状にご注意!

妊婦さんは特になりやすい!?つらい症状にご注意!

妊婦さんがむずむず脚になりやすいって本当?

妊婦さんがむずむず脚になりやすいって本当?

2003年に行われた妊婦16,000人を対象とした不眠や睡眠障害に関する研究では、約20%にむずむず脚の症状が見られています。20%というと5人に1人です。日本人の20人に1人がむずむず脚症候群にかかっていると言われていることを考えると、妊婦さんがむずむず脚に悩む確率はかなり高いことがわかります。

インターネット上でも、むずむず脚にかかって悩んでいる妊婦さんが悩みを相談し、出産経験者が自らの体験をもとに答えているケースがたくさんありますね。日々大きくなるお腹を抱えながら、次々と起こる自分の身体への変化を受け入れ、乗り越えようと頑張る妊婦さんは、ただでさえ大変な毎日を送っています。そんな妊婦さんがむずむず脚になってしまう確率が高い原因とは、いったいどんなことなのでしょうか。

鉄分不足からくる症状

鉄分不足からくる症状

むずむず脚が発症する原因として考えられていることのひとつに、ドーパミンを作り出す鉄分の不足があります。妊娠中、特に妊娠中期になると、胎児の体内に赤血球が増えていきます。赤血球を作るには鉄分が必要であるため、この時期には母親の鉄分が胎児に奪われてしまい、一気に鉄分不足になったお母さんは鉄欠乏性貧血や、むずむず脚症候群にかかってしまうことも多いのです。もともと貧血気味の人はこの確率がさらに高くなると考えたほうがよいでしょう。

そういった人は特に日頃の食事に少し気を使うなどして、意識的に鉄分を摂取するよう心がけましょう。その際に鉄分がうまく吸収されるよう、ビタミンCを一緒に摂ることが重要です。また、カフェインと一緒に鉄分を摂ると吸収率が下がるので、この時期は特にコーヒーなどは控えたほうがいいようですね。自分の身体に鉄分が足りているかどうかは、血清フェリチン検査という血液検査で調べることができます。貧血やむずむず脚の症状が出て来たら調べてみるのもいいかもしれません。

お腹が大きくなる事で起きる症状

お腹が大きくなる事で起きる症状

椎間板ヘルニアなどの脊髄を圧迫する病気は、むずむず脚症候群の原因のひとつとも言われます。妊娠中に胎児が大きくなって脊髄が圧迫されることで、むずむず脚になってしまうこともあるようです。腰が痛いと思ったら、そのむずむず脚は脊髄の圧迫が原因かもしれません。大きなお腹を抱えて脊髄を圧迫しないように自分で注意するのは困難ですが、できるだけ腰に負担がかからないような体勢を心がけましょう。

ただし、腰回りへの負担を減らすために座ったり横になったりして同じ体勢で長時間いると、むずむず脚の症状が出て来ます。そこで、腰痛や妊娠中になりやすい便秘の解消にも役立つ、ウォーキングがおすすめです。妊婦さんは体重の管理も大切な仕事のひとつなので、無理のない範囲で身体を動かすことは、むずむず脚だけでなくたくさんの問題を解決してくれます。さらにひとついいニュースとして、この脊髄の圧迫によってむずむず脚が起きている場合は、出産と共に症状が出なくなるので、出産を目指してがんばりましょう。

病院の「鉄剤」も良いけどおすすめは「美めぐり習慣」

病院の「鉄剤」も良いけどおすすめは「美めぐり習慣」

妊娠中に起こるむずむず脚や貧血の対策として、鉄分を摂るのがいいというお話をしましたが、妊娠中は食欲が減退したり増加したり、食べたいものと食べたくないものが時期によって次々に変化したり、毎日しっかりと栄養が摂れる食事をとるのは難しい状況にあります。鉄分の不足が見られるとお医者さんが鉄剤を処方してくれますが、妊娠中に鉄剤を飲み始めると、胃痛、吐き気、便秘や下痢、発疹などの副作用が起きやすく、別の問題が発生してしまうことも少なくありません。この副作用に配慮して、最近ではサプリメントをすすめる産婦人科もあります。

鉄分サプリメントはたくさんありますが、「美めぐり習慣」は鉄分と一緒に吸収を助けるビタミンCを摂取することもでき、さらに胎児には欠かせない栄養素である葉酸も入っているため、妊婦さんにおすすめです。食品で作られているので妊婦さんも安心ですが、妊娠中は身体がデリケートになっていますので、かかりつけのお医者さんに相談してから飲むようにしましょう。

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