むずむず脚症候群に効果的な漢方とおすすめな理由についてまとめました

むずむず脚症候群に効く鉄分サプリガイド
  1. 副作用の少ない漢方治療でむずむず脚とおさらば!

副作用の少ない漢方治療でむずむず脚とおさらば!

むずむず脚症候群の治療薬には副作用がつきもの?

むずむず脚症候群の治療薬には副作用がつきもの?

むずむず脚症候群は原因がはっきりと特定されておらず、特効薬もまだ開発されていません。現在むずむず脚症候群の治療に使用されている薬はドーパミン作動薬である「プラミペキソール」「ロチゴチン」抗てんかん薬である「ガバペンチンエナカルビル」などがあります。しかしこれらの薬には以下のような副作用が報告されています。

ドーパミン作動薬
強い眠気
突発的な睡眠
めまい、立ちくらみ
病的賭博、病的性欲亢進、強迫性購買、暴食
抗パーキンソン剤と併用した場合・・・ジスキネジア、幻覚、妄想、錯乱など
貼り薬の場合・・・かゆみ、小水疱
抗てんかん薬
眠気
注意力、集中力、反射運動能力低下
眼障害
めまい、頭痛、吐き気
体重増加
急性腎不全、皮膚粘膜眼症候群、薬剤性過敏症候群、肝機能障害

急性腎不全のような重度の副作用は極めて稀ではありますが、不安は拭えません。そこでおすすめしたいのが「漢方」です。漢方薬ならば副作用の心配が少なく治療を進めることができます。

漢方でむずむず脚症候群を治したい!有効な漢方は?

漢方でむずむず脚症候群を治したい!有効な漢方は?

漢方では症状別にタイプが4つにわけられます。それが「風・熱・温・燥」で、むずむず脚症候群の場合は「風」にあたります。また一方で体質によるタイプもあり、こちらの体質的な分類でいうとむずむず脚症候群は「陰虚」となります。つまり、漢方による治療を試みる際には「風」と「陰虚」、「陰虚内風」の治療に適したものを選ぶと良いのです。

具体的にどの漢方が効果的かというのは薬局や専門の病院などで症状や体質などを考慮しながら相談して選ぶことが一番ですが、ここでは代表的な漢方をご紹介します。漢方選びの参考にしてみてください。

「知柏地黄丸(ちはくじおうがん)」「当帰飲子(とうきいんし)」

「知柏地黄丸(ちはくじおうがん)」は陰虚の体質改善に用いられる漢方です。漢方では最初に知柏地黄丸で大元となる体質の改善を行いつつ、手足のけいれんなどにあたる風の症状を「当帰飲子(とうきいんし)」によって治療していくという方法を取ります。

「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」

むずむず脚症候群は鉄分不足も主な要因として考えられるため、貧血解消のためには「血虚」に有効な「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を用います。

「桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがん)」「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」

ウォーキングなども推奨されているように、むずむず脚症候群では血行を良くすることでも症状が改善することがあります。そのため、血の巡りを良くするために「桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがん)」「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」などを用いることもあります。

しかし、漢方には味や匂いが独特なものもあり、頑張っても飲めないという方もいます。そういった場合には漢方と同じく副作用の心配が少ない鉄分サプリを試してみるなど、自分に合った治療法を見つけていきましょう。

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