むずむず脚症候群に効果的なツボはどこ？
むずむず脚で眠れない！即効性のある治療法はないの？
むずむず脚症候群は「ためしてガッテン」をはじめとした健康系情報番組で取り上げられたことで認知度は徐々に上がってきましたが、まだまだ病気だと気づかないまま悩み続けている方も少なくありません。
「脚がかゆい」「刺すような痛みがある」「虫が這っているようで気持ちが悪い」といった不快感があるのに対処法が全くわからずに過ごすことはつらく、ストレスが溜まる原因になってしまいます。
治療するためには不足している鉄分を補い、ドーパミンの働きを正常にする必要があります。そこでよく挙げられるのが食生活の改善や鉄分サプリによる鉄分の摂取です。私も鉄分サプリを飲み始めたことでむずむず脚症候群を治すことができましたし、鉄分不足を解消するのは効果的な治療法といえます。
ですが効果があるといっても、実感できるようになるまでには多少の時間がかかります。私の場合は1週間でしたが、もっと短い場合も長い場合もあると思います。
「今まさに眠れなくてこのページを見ているから、即効性のある対処法が知りたい！」
そんな方にはツボ押しがおすすめです。私も眠れない日にはよくツボ押しをしてかゆさを和らげていたので、是非これからご紹介するツボを試してみていただきたいです。
むずむず脚症候群に効果のあるツボと注意点
実はむずむず脚症候群にはインフルエンザに対するタミフルのような特効薬がまだ開発されていません。むずむず脚症候群は睡眠障害に分類されるため、不眠症に効果のある薬はいくつか使用されていますが、根本的にむずがゆさを解消する薬がないのです。
しかし、むずむず脚症候群に限らず睡眠障害にはツボ押しが効果的なことが知られています。もちろん薬ではないので必ず効果があると保証はできませんが、眠れない夜の強い味方になるかもしれません。
ただし、下に挙げた項目に当てはまる場合はツボ押しをすると体調の悪化につながることもあります。そのような場合はツボ押しは控えるようにしてください。
- 妊娠中
- ツボの周りに怪我・火傷など異常がある場合
- 飲酒後30分以内
- サウナの利用直後
- 熱がある場合
- 手術直後
それでは実際に私が試してみて応急処置に効果があったツボをご紹介します。
合谷手の甲側から親指と人差し指の骨をなぞり、合流した場所から少し人差し指側に上がったところにあります。身体を大きく動かすことなく寝ている状態でも簡単にできますし、視力や頭部疾患、痛み全般に効果がある万能のツボともいわれています。
曲池腕を曲げたときにできる肘の内側のしわの端あたりにあるツボです。神経痛に効果的で、脚だけでなく腕にもむずむず脚症候群の症状が出てしまっている方には特にこのツボが有効です。
三陰交内くるぶしの頂点から指4本分ほど上にあるツボです。生理痛や冷え性、更年期障害などの対処に用いられることの多いツボで、下肢神経痛にも有効であることからむずむず脚症候群にも効果が期待できます。ただし、三陰交は陣痛促進のツボでもあるので、妊娠中の方はツボ押しは控えてください。
足三里膝頭の外側から指4本分下にある骨の外側のくぼみが足三里のツボです。経穴の代名詞として知られ、文学・落語・歌舞伎に登場することも多いです。松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも脚の疲れを取るツボとして書かれていて、脚のしびれに効果があります。
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